【内服】ザガーロ(成分名;デュタステリド) | ふくずみ皮フ科形成外科

  • ザガーロとは
  • 用法・用量
  • リスク・副作用
  • 注意事項
  • 価格

ザガーロはプロペシア(フィナステリド)と同じく、元は前立腺肥大症治療薬の成分機能ですが、AGA治療薬としてはプロペシア(フィナステリド)より強力に作用するお薬です。有効成分である、デュタステリドはプロペシア(フィナステリド)が、AGAの原因物質であるジヒドロテストステロン(DHT)の生成を促す5α還元酵素のⅡ型のみしか抑えらないのに対して、デュタステリドは5α-還元酵素のⅡ型に加え、Ⅰ型も抑える作用があることから、より高い効果が得られます。

ザガーロは、AGAの症状を改善するために処方されます。AGAの症状全般に効果が見られ、脱毛の減少や発毛が期待できます。プロペシアは現状を悪化させないことを目的とし、症状の進行遅延に役立ちます。

用法・用量

  • 1日1錠を水がお湯で服用します。
  • 毎日続けて服用して初めて作用が現れるため、1日のうちで服用する時間を決めていただき、飲み忘れに注意しましょう。
  • その日に飲み忘れても、次の日に追加して2錠飲むことは厳禁です。
  • ザガーロの効果を実感するためには半年以上の服用が必要です。

リスク・副作用

  • 勃起不全や性欲減退、などの性機能不全、乳房障害(女性化乳房、乳頭痛、乳房不快感)、肝機能障害などです。体がだるい、吐き気、黄疸の症状がみられたら、一旦服用を中止し医師に相談してください。

注意事項

  • 女性への適用はなく、特に妊娠の可能性のある女性・授乳中の女性の服用は、胎児や乳児に影響が出る恐れがあります。
  • ザガーロは経皮吸収されるため、飲み込まなくても、カプセルの中の薬剤に接触しただけで影響を受けてしまいます。そのため、女性や子どもが薬剤に触れることがないように注意が必要です。触れてしまった場合は直ちに石鹸と流水で洗うようにしてください。またカプセルを開けて中身を飲もうとすると、女性や子どもが飛散した薬剤を取り込んでしまう可能性があるため、カプセルのまま服用してください。
  • ザガーロは肝臓で代謝されることから、肝機能に障害がある方への投与が禁じられています。
  • 服用中は献血をすることができません。服用をやめてからも、6カ月ほど期間を開ける必要があります。

価格

ザガーロ(デュタステリド)
主成分 容量 価格
デュタステリド 0.5mg×30日分(30錠) ¥10,780

※初診料¥3,300 処方料¥2,200/月 別途かかります。

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