診療内容ー皮膚科一般

太田母斑とは
太田母斑とは目の周囲にある青アザで、日本人に多く発生し国内だけでも推計70万人ほどの患者がいるといわれています。いままでは皮膚を削ったり、植皮手術を行ったりする治療しかありませんでしたが、どれもひどい傷痕が残る治療効果の乏しいものばかりでした。最近ではQスイッチレーザー治療機の開発(照射時間は1億分の1秒)により、こうした青アザも切らずにレーザーで完治させることが可能になりました。まさに最新の画期的な治療法です。豪古斑なども同様に完治させることが可能です。
色素性母斑(黒あざ)とは
ホクロの母斑細胞がいくつもたくさん寄り集まると、色素性母斑(黒あざ)が生じます。中には毛根の成分の強い有毛性母斑というタイプのものも多いのですが、こうした黒アザは中には放置しておくと悪性化するものもまれにあるので早めに診察を1度うけておくとよいでしょう。
扁平母斑(茶あざ)とは
扁平母斑といわれる茶色のアザがあります。発生頻度的にはアザの中でも最も高く通常、シミとまちがえられたり、よく見かけることが多いアザの1つです。疾患は非常に難治性であり、かなり回数がかかることが多い。
単純性血管腫とは
血管腫は皮膚の血管が異常に増殖して生じる赤アザで、アザのなかでも発生頻度の高いものの1つです。生まれつきあるものが殆どで、一生を通してさほど変化はありませんが皮膚が盛り上がってくる傾向があります。ひと昔前までは主に植皮手術などが行われていましたが、現在では傷を残さず治す治療として、フラッシュランプ色素レーザーなどを用いたレーザー治療が脚光をあびています。
イチゴ状血管腫とは
こちらも非常に発生頻度の高い、苺のように盛り上がりのある赤アザで、生後まもなく発症しどんどん大きく膨らみ、一般的に1才をさかいに今度は縮みはじめるという不思議なアザです。このため一般の皮膚科や小児科では治療を加えず様子を観察するケースも多いようですが、しかし最近では放置した場合には少なからず瘢痕が残ってしまうことが分かってきました。顔などでは視力障害すら起こすこともまれにあります。具体的には生後3ヶ月まで、遅くとも生後3ヶ月までに治療を始めることが理想です。

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