ニキビ治療について知る！当院でのニキビケア内容をご紹介します

[2021.11.08]

こんにちは、ふくずみ皮フ科形成外科です。

「ニキビ」で悩まれている方、本当に多くいらっしゃいます。

当院では保険診療ももちろんですが、ニキビの炎症が強く、長引き、ニキビ痕（ニキビ跡）の治療となると保険適応内だけでは治療が難しくなってしまうケースもあります。現在のニキビがどの段階かにより治療方法が異なるため、適切な治療を受けていただく必要があります。

あらゆるニキビ治療にもケアできるようメニューを取り揃えておりますのでお気軽にご相談にご来院ください。

保険診療～自費診療のメニューの種類について本日はお伝えさせていただきます。

そもそもニキビとは、毛穴が詰まることにより発生する皮膚のトラブルです。

毛穴が詰まる要因は毛穴周囲皮膚の角化異常で毛包周囲の角層が厚くなることです。思春期は成長ホルモン、思春期以降はストレス・過労・ホルモンバランスの崩れなどにより、皮脂分泌が過剰になることも毛穴が詰まる一因です。
ニキビが出来やすい方（ニキビ肌の方）は体質的に毛穴周囲の角化異常になりやすい傾向にあります。毛穴に皮脂が詰まるとアクネ菌が増殖し炎症を引き起こします。
肌の新陳代謝（ターンオーバー）が滞っているとより炎症を引き起こしやすく、ニキビが長引きやすくなります。
ニキビが強い炎症を起こして長引くと、ニキビ痕（ニキビ跡）となってしまします。

1.毛穴周囲の角化異常		ニキビの根本的な原因は皮脂の汚れが角栓となり、毛穴周囲の角質が厚くなり毛穴が詰まることです。
2.皮脂の貯留		・白ニキビ・コメド・面皰（めんぽう）毛穴が詰まると皮脂が溜まります。それが盛り上がって表皮から白っぽく見える様になります。皮脂分泌が盛んな思春期や生理前も同様です。・黒ニキビ皮脂が毛穴から飛び出し空気に触れると酸化して黒く変色します。
3.アクネ菌・ブドウ球菌による炎症		・赤ニキビ皮脂を好物とするアクネ菌が増殖し炎症を起こして赤くなります。放置しておくときれいに治りにくい状態です。・黄色ニキビ症状が進みブドウ球菌による炎症が加わると、大きく腫れて膿疱になります。・紫ニキビ炎症が極限まで悪化し毛穴の周りにダメージが波及すると、皮脂表面が広範囲に赤紫～黒紫色になり硬くごわついてくることが多いです。
4.ニキビ跡の形成		・ニキビ痕治癒後にニキビ痕が残ります。赤みや茶色っぽい色素沈着、炎症が真皮層まで達すると陥没してクレーターのようになります。