症例写真です。下の瞼にできた汗管腫(かんかんしゅ)のレーザー治療 ~炭酸ガス・レーザーを使用しました~ | ふくずみ皮フ科形成外科

今回は、汗管腫(かんかんしゅ)のレーザー治療について触れてみたいと思います。

汗管腫は、汗を分泌する汗管の導管部分が、腫瘍性に増殖できて生じるできものです。
瞼をはじめ目の周りに出来易いです。

治療は、ごく細い針で麻酔の注射を行ってから、炭酸ガス・レーザーで治療して行きます。

汗管腫の盛り上がった部分を一つ一つ炭酸ガスレーザーで丁寧に焼いていきます。(蒸散と言います。)

レーザー治療後は、10日間前後、軟膏を塗布していただき、小さくガーゼと茶色のテープを貼って頂くようにしております。

治療後に、一過性の色素沈着が3~4週間程度起こることがあります。
最終的には、この色素沈着は消えて無くなりますので、ご安心下さい。

汗管腫の治療には、炭酸ガスレーザーが効果を発揮しますので、どうぞよろしくお願い致します。

吹角 善隆 拝

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