赤アザのレーザー治療 Vbeam×1回 30歳代後半女性 | ふくずみ皮フ科形成外科

今回は、赤アザに対するレーザー治療について触れてみたいと思います。
患者さんは、30歳代後半の女性の方です。

Vbeam(ロングパルス・ダイ・レーザー)×1回 

☆ 治療前 2016年7月1日

                        

☆ 治療後 2016年12月20日

一回のレーザー治療ですが、赤あざの赤味が随分薄くなっているかと思います。

Vbeamから照射されたレーザー光線は、血管の中を流れる赤血球のヘモグロビンと言う赤い色素に吸収され
熱を発生します。

その熱で、余剰な血管を程よく破壊し血管病変を減少させることができます。
火傷を起こさないように、パルス幅、出力、レーザー光線の波長を細かく設定されています。

赤あざのレーザー治療は、最初のころは平成元年から始まっておりますので、かれこれ35年引き継がれてきたことになります。

レーザー治療機器の性能が上がり、短時間で広範囲の治療が可能となりました。 また、一回の治療効果が以前に比べて高くなっております。つまり、一回の治療でもかなりの赤味の減少効果が

見込めるようになりました。

赤あざのレーザー治療は、健康保険でも認められておりますので、患者さんは費用面でも安心して受けて頂けるかと思います。

どうぞよろしくお願い致します。

それでは、また!

吹角 善隆 拝

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