症例写真です。女性の育毛治療×3ヶ月 70歳代後半の女性 大阪市中央区天満橋 ふくずみ形成外科 | ふくずみ形成外科院長のブログ | 美容外科・美容皮膚科・形成外科

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  • 症例写真です。女性の育毛治療×3ヶ月 70歳代後半の女性 大阪市中央区天満橋 ふくずみ形成外科

育毛/2018.09.18

今回は、女性の育毛治療について触れて見たいと思います。 患者さんは、70歳代後半の女性の方です。 写真でお分かりのように、頭頂部に薄毛が認められます。 3ヶ月の育毛治療により、かなりの改善効果が得られました。

 治療前  2017年8月1日

                                        

 治療経過  2017年10月31日

 治療前  2017年8月1日

                                        

 治療経過  2017年10月31日

当院で行った治療は、次の通りです。 ①パントガールの内服 パントガールの構成成分は、次の通りです。 男女問わず、育毛。発毛効果には定評があります。 有効成分:ビタミンB1、パントテン酸カルシウム、薬用酵母、L-システイン、ケラチン。パラアミノ安息香酸 ②セファランチンの内服 細胞膜の修復効果があります。 ③ハイチオールの内服 パンとガールにも配合されておりますが、タンパク質合成の基になります。 内服を開始された方には、毛が太くなったともっぱらの評判です。 ④5%ミノキシジルの外用 元々は、血管拡張作用による血圧を下げるお薬ですが、副作用として毛が生えたり毛が太くなる効果があります。 作用機序は、未だ不明のままです。 ⑤その他内服 ⑥その他内服 以上です。 3ヶ月という短期間で、目に見える形で効果が現れましたので、患者さんも大変喜んでおられました。 今後の目標としましては、発毛した毛髪の定着を図って行くことです。 それには、内服剤と外用剤の継続と規則正しい食生活、睡眠時間の確保、精神的に穏やかに過ごして頂く事が肝要です。 最後に大事なことが、もうひとつございます。 それは、髪の毛を洗い過ぎないことです。 北里大学・形成外科の宇津木 龍一先生が仰っておられます。 「シャンプーをやめると、髪が増える」 いきなり、シャンプーの習慣をぱったりと止める事は、逆に難しいと思いますので、当院では、二日に一回のシャンプーをお勧めしております。中日は、お湯ですすぐだけにして下さいとお願いしています。 しかも、シャンプーの量は、①これまでの半分に、②洗う時間も半分に、③指の力を半分にして下さいと、お願いしています。 革製のカバンをお持ちの患者さんには、毎日そのカバンをシャンプーしてみて下さいと、一ヶ月でボロボロになって使えなくなりますよと、説明しております。 人様の頭皮やお肌は、牛革よりももっとデリケートで傷が付き易くできております。 もし、毎日毎日念入りなシャンプーを繰り返されますと、どんどん毛が抜けて、残った毛も細い軟弱な毛になってしまいますので・・・。 と、いった内容のことをお話ししますと、患者さんは、それはそうですよね。以後気を付けますと、素直に応じて下さいます。 男性の方には、革のハンドバッグを、革靴に置き換えて説明するようにしています。 皆さん、なるほどといった顔をされるのが印象的です。 それでは、また!

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(医)美咲会 ふくずみ形成外科
http://www.fukuzumi.jp/

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