【日頃の注意点】薄毛予防・AGA治療補助 | ふくずみ形成外科 育毛治療ラボ

今回は、AGA治療するにあたり日頃、患者さんにお話ししていることをいくつかご紹介します。日頃の生活に取り入れていただければと思います。

●ストレス、睡眠不足は大敵

髪の毛が一番育つのは、夜ゆっくり睡眠をとっている時です。一般的に、肌の調子を整え、疲労回復をする働きをもつ成長ホルモンの分泌は夜の22時~深夜2時が最も盛んだと言われています。皆さん、一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。毎日忙しいとは思いますが、24時には布団に入り7時間を目標に睡眠をとっていただきたいです。

●毎日、3食しっかり食べましょう

3食を決まった時間に食べるというのが大事になってきます。人間の体とは、決まった時間に決まった事をするとリズムができ、体調も安定し整っていきます。バランスのとれた、1汁3菜が望ましいです。体に良いことは、頭皮や美容にも悪いわけはないのです。

●亜鉛を多く含む食品を意識的に食べてください。

髪には亜鉛が大事な栄養素です。髪以外にも肌の調子を整えたり、嬉しい意効果の多い栄養素ですので、ご家族みんなで食べていただくのが良いと思います。

具体的に、亜鉛を多く含む食品としては以下になります。

・牛肉

・レバー

・牡蠣

●頭皮をゴシゴシと洗わないでください

毛穴に皮脂が詰まると抜け毛の原因になるというのは間違った知識です。この間違った知識は、大手医薬品メーカーの戦略によりCMやドラッグストア等で広く浸透してしまっているのがとても残念です。

では、一体なぜゴシゴシと洗うのがいけないのでしょうか。完結に言うと、頭皮も皮膚だということです。ゴシゴシと洗うことで傷もつきますし、乾燥もしやすくなります。

顔の皮膚もオイリー肌を気にしてゴシゴシ洗い、あぶらとり紙でゴシゴシと油を取る方がいらっしゃいますがその結果、肌を守ろうと余計に脂は出ますし、こすられた肌は毛穴が開いていきます。頭皮にも同じことが言えます。

●マッサージやドライヤーの熱風等、『刺激』になることは頭皮に良くありません。

髪の毛は、濡れた状態が一番ダメージを受けやすいので乾かすこと自体は良いことだと言えます。ドライヤーもかけるなとは言いません。適切な方法で、頭皮に与えるダメージを最小限に抑えるのが大事です。以下が頭皮へのダメージを最小限に抑える、適切な髪の乾かし方です。

まず、清潔なタオルでしっかりと水気をとってください。(この時、ゴシゴシと擦るように拭く方がいますが擦らないでください。ポンポンとタオルを押し当てるように水気をタオルに吸収させてください)その後、主に毛先を乾かすような感覚でドライヤーを使用してください。頭皮近くを乾かす場合は、頭皮から20㎝程度離すのを心掛けてください。

以上。日頃、患者さん方にお話ししている内容の一部をご紹介しました。

簡単に書いていますので、疑問が残った方もいらっしゃるかもしれません。疑問点やその他、質問等ありましたらお問い合せいただければお答えしますので、お気軽にお問い合せください。

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