今回は、毎日診察室で患者さんにアドバイスしている内容の一部をお話ししたいと思います。
当院では、肌荒れやお肌のしみ・しわ・たるみの相談に来られる方、薄毛に悩む男性・女性の患者さんが数多く来院されます。
施術やクスリで治すことも勿論重要なことですが、それ以外のライフスタイルの見直しをして頂くことも同じくらい重要です。
私としましては、この点を避けて通れはしないと考えております。今回一枚のパンフレットを作成して、患者さんに配ることにいたしました。基本的なことばかりなのですが、しばしお付き合いください。
題しまして
①ストレスが大敵。ストレス発散方法を自分なりに考えて取り入れて下さい。
時間を忘れて没頭できる趣味を見つけて頂き、その趣味をさらに充実させて下さい。
例:模型作り・お菓子作り・パンを焼く・料理を作る・編み物・読書・映画鑑賞・ドライブ・ゴルフ・テニス・旅行等
何でも構いません。
②毎日、三食きっちり食べましょう!
そして、なるべく決まった時間に食べるといいです。そうすることで体内のリズムが整ってくるのです。 例、朝食:午前7時、昼食:正午、おやつ:午後3時、夕食午後6時、おやつ:午後8時
おやつは、カロリーの観点から和菓子が良いでしょう
③食事は、一汁三菜を心掛ける。
焼き魚や煮魚にほうれん草の胡麻和え、お豆腐、白ご飯に野菜スープやみそ汁を加えた昔ながらの素朴な食事を心がけて下さい。
外食や店屋物は避けて下さい。(濃い味付けで無駄に塩分を摂りすぎます。)
インスタント食品は、なるべく食べないようにしましょう。(保存料や食品添加物がたくさん使用されています)
今、流行りの炭水化物を抜くダイエットはお勧めしません。ご飯をしっかり食べましょう。
理由は、脳や筋肉の活動の元となるエネルギー源としての炭水化物を減らし過ぎると、体力が消耗し気力・意欲が減退してしまいます。その結果、仕事や勉強の能率低下・運動する気力が失せてしまいます。(基礎代謝を上げるための運動を進んでやる意欲が湧いてきません。)
④運動は、毎日万歩計をつけて歩きましょう!
最低ノルマは、5000歩です。目標は、8000歩。
10分歩くと大体1000歩歩いたことになります。
⑤睡眠時間は、一日7時間を目標に十分取りましょう。
夜更かしは禁止です。夜12時までには床につくようにしましょう。
夜更かしの原因となるテレビは、なるべく見ないようにしましょう。
ぐっすり眠るには、寝る前にお風呂に入り、お風呂上りに10分くらいの柔軟体操がお勧めです。
程よく体が疲れて寝入りが断然良くなります。
以上。食事・運動・睡眠・ストレス発散について普段患者さんにお話ししていることを書きました。 基本的なことばかりですが、全てをきっちり実践するのは意外と大変です。
しかし、認識し心がける、ということは大事なことです。頭の片隅においていただけたら嬉しいです。