ワキガ、多汗症
汗のニオイや量、汗染みなど、汗に関するお悩みに対し、治療を行います。汗を抑える注射や、皮膚を切らずに治療を行う【ミラドライ】などの治療法があります。自己判断での治療は難しいため、医師にご相談ください。ワキガ治療専用ペー ジはこちら
イレズミ除去
ピコレーザーで様々な色のタトゥーを短期間で除去することが可能になりました。従来のレーザー機器が苦手としていた緑や青系の色素にも効果があります。詳しくは診察時にご相談ください。
ピコレーザー
効果
いれずみ・タトゥー除去/アートメイク除去
治療の目安
いれずみの場合は、1回の治療範囲は名刺大の大きさになります。1ヶ月あけて次のレーザーを照射することが可能です。
詳しくは診療にお越しいただき、医師にご相談ください。
料金のご案内
ピコレーザーとは
ピコレーザーは、シミ・ソバカス・あざ・刺青治療で一般的なQスイッチレーザーの照射時間「ナノ秒(10億分の1秒)」よりはるかに短い「ピコ秒(1兆分の1秒)」単位で照射するレーザーです。色素の粒子をより細かく破壊することが可能となり照射時間が極めて短く、熱発生がほとんどないため、痛みや皮膚へのダメージを最小限に抑え、痛みやダウンタイムはより短く、スピーディに治療できます。
当院のピコレーザーは1,064nmおよび532nm+ 595nm、660nmと多種の波長が出ることで、カラータトゥーにも効率よく除去することが可能になりました。
瘢痕、ケロイド
瘢痕とは、一般的に傷跡と呼ばれるものです。一方ケロイドは、隆起や赤みが持続し、当初の範囲を超えて大きくなります。内服薬や外用薬での治療から、外科的治療まで、様々な治療法があります。症状に合わせ、最適な治療を行います。
瘢痕/瘢痕拘縮・ケロイド
効果
瘢痕/瘢痕拘縮・ケロイドの改善
治療の目安
状態・範囲によって治療法・期間が異なります。
詳しくは診察にお越しいただき、医師にご相談ください。
料金のご案内
瘢痕/瘢痕拘縮
瘢痕とは、一般的に傷跡と呼ばれるものです。瘢痕によって引き起こされる形の変形や皮膚緊張の増加状態を瘢痕拘縮(ひきつれ)と言います。
ケロイド・肥厚性瘢痕
瘢痕の線維成分が過剰に増殖すると、ケロイドや肥厚性瘢痕と呼ばれる状態になります。 ケロイドは良性腫瘍に分類されますが、放っておくと大きくなったり、いったん良くなった後でも再発することがある、とても厄介な病気です。随伴症状として、かゆみやピリピリ感といった違和感を伴うことがあります。当院では、以下の治療法の中から症状に合わせて選択しています。
肥厚性瘢痕は、ケロイドと異なり多くの場合、日にちとともに落ち着き、自然に消退する傾向にあります。
保存的治療
ヘパリン保湿剤
健康保険適用可能です。
シリコンゲルシート
保湿と圧迫によりケロイドの病勢を抑える効果があります。
シリコンゲルシートとは?
ステロイドの注射
3~4週間隔で注射をします。通常3~5回程度の注射が必要になります。(0.1mlあたり1,100円(税込) 通常0.2~0.4ml/回)
内服薬(抗アレルギー剤)
ケロイドの盛り上がりの抑制と、かゆみ・痛みといった症状を和らげる効果があります。ただし、副作用としてごく稀ですが、尿に血が混じることがあります。(出血性膀胱炎)来院の際に検尿で潜血の有無を調べ、処方します。
レーザー治療
血管に吸収させやすいレーザーを照射することで、ケロイドの赤みや盛り上がりを軽減させる効果があります。
Vビーム
健康保険適応。1回6,510円~
1か月毎に繰り返し照射を続けます。
外科的治療
ケロイド、肥厚性瘢痕の治療は、手術より保存的療法が第一です。手術を行う場合でも、早期から保存的療法を行う必要があります。
切除手術
健康保険適用。現在当院では手術を行っておりませんので、必要に応じて病院を紹介させていただきます。手術の場合は、再発を防止するために、原則として手術後に電子線(リニアック)の照射が2日に1回合計4~5回の照射が必要となります。この放射線は、皮膚のごく浅い部分にしか反応しませんので、全身に対する悪影響はありません。
シリコンゲルシートとは
外傷、熱傷、手術などの治った後に、赤くなったり、盛り上がった部位を保護することを目的とします。 シートを貼り圧迫することで、盛り上がった傷あとに有効な圧力を加え、密着させることで保湿し、皮膚の硬さが周囲の肌にフィットするように働きかけます。
このシートは柔らかく、片面のみ粘着性があります。耐久性があり、繰り返し洗浄して使用することが可能なので、経済的です。
使用方法
① 傷あとより少し多めに切り、粘着面を適用部位に貼り付けてく ださい。粘着性はありますが、ひじ・ひざなど固定しにくい部位に使 用する際は包帯やテープなどで固定してください。
② 通常2~4週間繰り返し使用できますが、接着面が汗や垢で汚れるため毎日洗浄が必要です。
③ 使用中、皮膚に発赤や痒みがでることがあります。症状が強い場合は使用を中止し、診察に来て下さい。かぶれやすい方は、短時間から始めて、徐々に時間を増やして下さい。
洗浄方法
- 皮膚から剥がし、中性洗剤で軽くこするように洗います。
石鹸が残っていると、かぶれの原因となりますので、清潔な水かぬるま湯でよくすすぎます。 - 洗った後は、シートを軽く振って水滴を落とし、ほこりの少ない場所に接着面を上にしておき、自然乾燥します。
可燃性ですので、ドライヤーなどで加熱して乾かすのは避けて下さい。また、タオルやティッシュを用いると繊維が付着し取れなくなるので、使用しないで下さい。 - 洗っても汚れが落ちなくなったり、皮膚への接着が悪くなったら、新しいシートに交換して下さい。