院長ブログ | ふくずみ皮フ科形成外科

Qスイッチルビーレーザーでシミを取りましょう♪(2021.10.13更新)

こんにちは!ふくずみ皮フ科形成外科です。

シミ取り治療に関していくつか今までにもこちらのブログでお伝えさせて頂いているのですが
→前記事(シミと肝斑の違い)・シミ取りレーザーの違い・シミ・そばかす・ほくろ取り放題

本日は当院のシミ取りレーザー治療に使われているQスイッチルビーレーザー治療の経過とお手当の方法についてお伝えします。

Qスイッチルビーレーザーはレーザー治療器の中でもシミアザなどのメラニン性色素疾患の治療に適しているレーザーです。薄いシミや深いシミにも適切なパワー調整ができ、どのような位置(深さ)にあるシミでも治療が可能な機械です。

レーザー後の経過
お手当の方法

 ですので、お顔の場合は朝と夜の洗顔やシャワー・お風呂上りの1日2回、体の場合だと夜のシャワー・お風呂上りの1回になります。

  1. テープをつけたままで洗顔やシャワーをします。
  2. 洗顔・シャワーの後、テープ・ガーゼをはがします。
  3. レーザー照射部分に、綿棒でそっと軟膏を塗ります。
  4. フィルムガーゼを貼り、茶色のスキンテープをガーゼ―をカバーするように貼ります。
  5. 他の部分にスキンケア・メイクをする場合はお手当の後、濡れないように気を付けてください。
  6. カサブタが出来た場合は自然にとれるまで、カサブタにならなかった場合は2週間①~⑤のお手当を続けます。

レーザーの刺激によるメラニン生成を抑制し、レーザーによる色素沈着を最低限に抑えるために、保湿剤ケアやビタミンⅭケア(内服・VC-White GEL)をおすすめしています。 レーザー後の皮膚は色素沈着ができやすい状態ですので、季節に関係なく紫外線対策をしっかり行って頂く必要があります。

今はマスク生活が定着しつつあり、テープの保護部分もマスクで隠せるといった方も多いのですが、どうしてもガーゼを貼ることが出来ない方については、昼間だけ医療用のコンシーラー【HQコンシーラー】を使用するといった方法もあります。

スティック状でレーザー照射部位に直接チップの先端をあてて使うことのできるコンシーラーになります。

ハイドロキノン2%を配合し、レーザー照射後の色素沈着予防にも効果を発揮してくれます。
HQ(ハイドロキノン)とは、シミ・そばかすの原因となるメラニンの生成を阻害する作用があります。シミの原因であるメラニン色素を合成する酵素の働きを弱め、さらにメラニン色素を作る細胞(メラノサイト)の活性を抑えるため、現在あるシミを薄くし、新しくできるシミを予防する働きもあります。UVカット入り(SPF50+ PA+++)なので日中も安心してお使いいただけます。

一度にたくさん取ってしまうと、レーザー後のヒリヒリした痛みや、お手当部位が広範囲になり一面テープってことにもなりますが、患者様のご都合に合わせて治療の計画を立てさせていただきますので、是非ご相談にお越しください。

Qスイッチルビーレーザーの料金体系は5㎜以下の大きさのシミで10,000円、1mmごとに+1,000円の設定です。シミが大きかったり数が多い方などには、しみの大きさや個数に関わらず、治療できる取り放題というプランもございます。

まずは1個から取ってみたいと思われている方もたくさんいらっしゃいます。お悩みも人それぞれですので、お一人お一人様のお悩みや状態に合わせてご相談させていただきますので、是非お問い合わせください!

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