診療内容ーしわ・たるみ

   
しわ・たるみの治療
日本人の皮フは、一般的には25歳を境目として、老化がはじまります。また、目のまわりは他の部分と比べ、特に皮フが薄いため余った皮フによる小じわ、たるみも目立つようになります。 部分的なしわ取りには、以下の方法などがあります。

手術・脂肪注入法・コラーゲン注入法
レーザー治療・メディカルスキンケア

   
上まぶたのしわ・たるみ
「何となくまぶたが重い」「垂れ目になってきた」「二重の線が狭くなって、目が小さくなった」「目がくぼんできて陰気に見える」などという方に行う方法としては、以下のものがあります。 軽度の場合には、二重まぶたの手術・脂肪注入をすることで充分効果があり、若返ります。 しわ・たるみが多い場合は、上まぶたのしわとり手術(上眼瞼除皺術)を行います。 上まぶたを、二重の線に沿って切開し、余分な皮フ、また必要に応じて脂肪や筋肉を取り除き、しわ・たるみを取ります。

手術時間(約30分〜1時間)、抜糸(1週間目)、洗顔・メーク(抜糸後翌々日)、傷あとは、術後しばらくは赤みが残りますが、二重の線に隠れるので、ほとんど目立ちません。

   
下まぶたのしわ・たるみ
下まぶたに“くま”ができて目立ったり、下まぶたに袋が入っているようにふくらんで気になる方や、下まぶたの小じわ・たるみが気になる方などに行う方法としては、以下のものがあります。 軽度の小じわ・たるみなどにはコラーゲン注入法・レーザー治療・メディカルスキンケアが効果的です。 下まぶたに袋が入っているように膨らんでいる場合は、下まぶたを少し切開し、脂肪を取り去ります。これにより、下まぶたが  すっきりとし、一気に若返ります。 手術時間も約30分たらずで、術後も腫れもほとんどなく傷あとは外からは見えません。 しわ・たるみが多い場合は、<下まぶたのしわとり術(下眼瞼除皺術)>を行います。 下まぶたの場合、まつげの下側を切開し、余分な皮フおよび必要に応じて脂肪や筋肉を切除し、しわ・たるみをとります。

手術時間(約1時間)、抜糸(1週間目)、洗顔・メーク(抜糸後翌々日)、傷あとは、術後しばらくは赤みが残りますが、下まつげの下ですので、ほとんど目立ちません。

   
目尻(カラスの足あと)
俗に言う、カラスの足あとや笑いじわなどは、<コラーゲン注入法>や最先端の<レーザー治療>または<メディカルスキンケア>でかなり改善します。
   
額(ヒタイ)
額のしわとりには、コラーゲン注入法・レーザー治療・除皺術などがあります。 軽度の額のしわは、コラーゲン注入やレーザー治療を用います。 コラーゲン注入高純度のコラーゲンを額のシワに注入します。 コラーゲンとは、人や動物の体を構成する要素の一部で、タンパク質の3分の1がコラーゲンです。したがって、体内に注入しても安全です(希にアレルギー反応を起こす方もいらっしゃいますので、治療を始める前に簡単なアレルギー反応のテストを受けていただきます)。 コラーゲン注入の場合は、翌日よりメークして人前に出ることが可能で、手術がこわいという方や治療時間のとれない方に向いていますが、高純度の動物のタンパク質を使用しますので吸収されやすく、時期を見て追加(6〜12カ月)が必要です。 レーザー治療は、パルスヤグレーザーやウルトラパルスレーザーという最先端の医療用レーザーを用い、シワの部分にレーザー照射することにより、患部を削剥し、シワを取り除きます。 額全体に深いシワがある場合は、額の除皺術(前額部除皺術)を行います。 方法は、いろいろありますが、一般的には、頭髪の生え際から5cmぐらい奥を切開し、額の筋肉をゆるめ皮フを伸ばします。

手術時間は約2〜3時間ぐらいで、抜糸は7〜14日目です。腫れは個人差がありますが、1週間で80〜90%、2週間目で95%ぐらい引き、傷あとは頭髪の中なのでわかりません。

 
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