ミノキシジルは服用する錠剤と気になる部分に塗布する薬剤があります。当医院に限らずですが、どちらもAGAの治療薬剤としては一般的な処方薬です。
今回は、AGA治療にあたり王道の薬剤である『ミノキシジル(外用薬)の使用方法』についてお話しします。
当医院ではミノキシジル(外用薬)はフォームタイプを処方しています。
これはミノキシジル成分が5%配合されており、血行を促します。液状タイプが泡になって出るため、少ない量で液だれしにくく、速乾性も高いのが特徴です。
泡状なので液だれしにくいとは言え、一箇所に多量に出しすぎるとたれますのでご注意ください。また、このような塗布タイプの薬剤にありがちなのですが、たっぷり使用すると効果が高い気がして塗布し過ぎてしまう方が多くいらっしゃいます。よく耳にし、目にする文言ではありますが、薬剤には必ず“用法・用量”があります。それ以上でもそれ以下でもいけません。もちろん、多く使用したからといって、効果が高くなるということはありません。
では以下から本題の使用方法です。
【使用方法】
① キャップを三角形に合わせてチャイルドロックを外します。キャップを折り曲げるように力を入れるとキャップが取れます。
② 頭の気になる部分の髪を手でわけ、頭皮を十分に露出させます。
③ 本体を下向きで使用しキャップ半分程の泡を出します。
④ 気になる部分の頭皮に塗布。両手の腹を使い軽くすり込むようによくマッサージしてください。
⑤ 最後に両手をしっかりと洗い流してください。
⇒1日に1~2回・・・望ましいとされているのは、朝・晩の2回です。
※前述した通り、一箇所にたくさん薬剤を出してしまうと液だれしてしまうので注意してください。
※たくさん塗布したからといって効果が大きくなるわけではありません。つけすぎないでください。
以上。
今回は、ミノキシジルフォームの使用方法についてお話ししました。
次回は、使用をご検討中の方への「注意点」について、今回より少し掘り下げてお話ししようと思います。