男性の育毛・発毛 症例 (写真あり)  | ふくずみ形成外科 育毛治療ラボ

今回は、AGA治療に来院なさった患者さんの症例写真と経過を一部ご紹介します。

前頭部から頭頂部の広範囲が、いわゆる男性型脱毛症を呈している患者さんです。

 ●治療前 2010年1月20日

 ●3年 10か月後 2013年11月17日

そもそも男性型脱毛症は、デヒドロテストステロン(DHT)という男性ホルモンの過剰分泌で起こる脱毛症です。
DHTは、毛根の細胞分裂を邪魔立てしてしまうため、毛がいっこうに成長せず細く抜けやすくなってしまいます。これを毛の軟毛化といいます。

軟毛は、細い毛で毛根が皮膚の浅いところに留まったまま、抜け落ちやすいです。
以前に比べ、毛が細くなりボリュームが減ったと感じている方はこの軟毛化が関係しているかもしれません。。

DHTは、生れる前の胎児の頃は、外性器の発達等の大事な役割を担っています。 一方、思春期以降成人期には、 ①AGA(男性型脱毛症) ②尿が出にくくなる前立腺肥大 ③ニキビ

を引き起こす悪玉ホルモンでしかなくなります。

DHTという毛の成長を阻害する悪玉ホルモンを減少させるお薬が、プロペシアです。プロペシアを飲むと産毛のような軟毛が、太く成長し硬い毛に生まれ変わって来ます。

この症例写真の方が、まさにそれを証明しています。
薄く写っている軟毛が、治療後には見事な濃い硬毛に置き換わっているのが見てわかるかと思います。

硬毛は、その硬さゆえ一本で立ち上がることができます。髪のボリュームというのがこの、毛が立つ力です。また、散髪をしない限り10cm、20cmと伸び続けるのも特徴です。

元の2cm前後の軟毛と10cmの硬毛を比べた場合、太さが5倍、長さが5倍とすると体積は、5倍×5倍×5倍で125倍となります。

5倍×5倍で25倍でないかとお考えだと思いますが違います。

毛の断面が、5倍×5倍で25倍。体積はさらに5倍で125倍になります。
この毛の体積のアップ率が、そのまま頭皮を隠すのみならず、フワッとした豊かなボリューム感を作り出すことになります。

軟毛がすべて硬毛になれば、その結果は想像できるかと思います。
結果がこの症例写真です。

この患者さんの治療は80%は完了しています。

ご本人が納得できる結果まで、一緒に頑張っていきたいと思います。

同じような症状でお悩みの方、是非一度ご相談ください。

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