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ビタミンA誘導体

効果

難治性ニキビの改善/皮脂分泌抑制

治療の目安

1日1錠 食後に内服していただきます。20週間継続して内服治療を行うことで、治療終了後にはニキビの出来にくい肌へと改善します。

料金のご案内

ビタミンA誘導体とは

以下のような特長があります。

  • 欧米ではニキビ治療薬として、20年以上の歴史がある
  • 1日1回の内服のみで効果が期待できる
  • 20週間の内服を終了した後、3~5年にわたりニキビが出来にくくなる
  • 重症のニキビに効果
  • あらかじめ判明している副作用を理解すれば、怖がるほどの薬ではない

皮脂の分泌を抑える作用、アクネ菌に対する抗菌作用、抗炎症作用に優れているため、重症の炎症性ニキビに対して効果があります。ニキビ治療の先進国であるアメリカやカナダなどでは、治療に必要不可欠な基本薬として認知されていますが、残念ながら、日本ではまだ厚生労働省の認可がおりてないため、保険が適応されません。医師の指示の下、用法用量を守って使用していただければ、治りにくいニキビでお悩みの方に効果が期待できるお薬です。
このお薬は、ニキビでお悩みの患者様に対して、何か結果を出すいい方法はないかと考え抜いた末に、導入が決まったお薬なのです。

副作用と注意事項

このお薬には、いくつかの注意点がございます。

  • 内服中に妊娠すると胎児に奇形が生じることがあります。基本的には20週間(約5ヶ月間)継続して内服していただきますが、服用中と服用後6ヶ月間の期間は妊娠できません。また、現在妊娠している方、近いうちに妊娠を希望されている方、授乳中の方は、服用できませんのでご注意ください。
  • その他、精神疾患(うつ病等)で治療中の方、肝臓疾患で治療中の方など、ビタミンA誘導体の適応ではないと医師が判断した場合は、処方できませんのでご了承ください。
  • 治療中は、ビタミンA含有のサプリメントを服用することができません。
  • 治療中は、粘膜の乾燥症状(唇の乾燥、ドライアイ等)が見られることがあります。多くの場合は、市販のリップクリーム等での保湿で対処できる程度です。症状が強い場合は、ご相談ください。
  • この内服治療には注意事項があり、専用の同意書が必要になります。未成年の方の治療は、必ず保護者の方のサインが必要です。治療をご希望の未成年の方は、保護者の方と一緒に御来院下さい。一緒に御来院出来ない場合は、承諾書をお持ち帰り頂き、承諾を得てから治療を開始します。

よくあるご質問

Q.ニキビがひどく、半分諦めていました。ぜひ内服してみたいのですが、副作用が心配です。将来妊娠した時に影響が出たりはしないでしょうか?

A.ビタミンA誘導体の内服治療は、通常20週間です。20週間と、前後6ヶ月の期間には、妊娠や授乳は絶対に避けて下さい。
しかし、治療期間が終了してから6ヶ月以上内服しない期間を作れば、それ以降に妊娠した場合に関しては胎児への薬の影響は心配ないと言われております。妊娠を考えておられる女性の方につきましては、治療と妊娠の計画をしっかり立てた上で、治療を検討していただきますようお願いしております。

Q.薬を飲み始めてからある程度して、ニキビができにくくなってきたら、その時点で内服をやめても大丈夫でしょうか?そういうケースもありますか?

A.基本的に、ビタミンA誘導体の内服治療は20週間の継続治療です。
治療を始めてから数ヶ月で効果を実感されたため、途中でお薬を止めてしまった方がいらっしゃいますが、そのような場合は、治療前の状態に戻られてしまいました。治療終了後の効果を持続させるためにも、20週間はできるだけ飲み忘れのないようにして下さい。
また、治療中に一時的にニキビが出やすくなる場合があり、心配される方もいらっしゃいます。しかし、この場合も内服を続けていくうちに症状が改善していきますので、ご安心ください。

Q.ニキビをどうしても治したいのですが、このビタミンA誘導体を飲みつつ他の治療も組み合わせた方がいいのでしょうか?

A.ビタミンA誘導体を内服している期間は、通常他のニキビ治療薬は内服しません。ドクターズコスメや施術を併用することでさらに効果が出ている患者様もいらっしゃいますので、興味のある方はカウンセリングにてご相談下さい。

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