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シミ・肝斑治療

年齢を重ねるにつれて濃くなったり、増えてくるシミやくすみ、そばかす、肝斑。気になっていたソバカスなど…シミといっても種類がたくさんあり、シミと思っていたものが実はアザだったり、また単一のシミだけではなく複数の種類のシミが在していることも多くあります。治療法を間違うと逆に濃くなったりするケースもあります。当院ではシミの種類を正確に見極め、的確な治療方法をご提案しています。

シミの主な原因

様々な種類のシミがありますが、そのもととなっているのがメラニン色素になります。メラニンは、有害な紫外線から肌を守るために生成されますが、過剰に生成されたりうまく排出できずに蓄積し、表面に浮かび上がるとシミとなってしまいます。
シミの原因は紫外線、乾燥、ストレス、ホルモンバランスの乱れ、摩擦などがあげられますが、主な原因としては紫外線によるダメージの蓄積です。紫外線を過度に浴びることで、メラニン色素が過剰に作られ、それが皮膚に色素沈着を起こすことで、シミが発生します。

老人性色素斑(しみ、日光黒子)

一般的にシミというと老人性色素斑をさすことがほとんどで、主に紫外線ダメージの蓄積や加齢により、肌のターンオーバー(代謝)が遅れ、表皮にメラニン色素のあ定期的な沈着をきたし、シミが発生します。シミの色は濃く、境目がはっきりとしています。日光に当たる部位ならどこでもできる可能性があり、顔はもちろん、手や首などにも発生します。

主な治療方法 
雀卵斑(じゃくらんはん)

通称「そばかす」。幼少期(3歳以降)から出現する遺伝性性質のあるシミで、小さな斑点が両頬~鼻筋にかけて多発性に現れます。紫外線の影響により夏に悪化し、妊娠時に悪化することがあります。

主な治療法
肝斑(かんぱん)

主に頬骨のあたりに左右対称性にできるぼんやりとした淡い褐色のシミです。30~40代の女性に多く見られます。大きさは人によってまちまちですが、紫外線や擦ったりする慢性的な刺激で少しずつ出てきます。妊娠がきっかけで出てくることもあるので、ホルモンバランスの原因の一つです。メラニン色素は表皮の最深部に認められます。

主な治療法
ADM(後天真皮メラノサイトーシス)

別名、遅発性両側性太田母斑色素斑と言います。周りがぼやけていて、褐色、灰色、青褐色等のシミが左右対称に見られます。明らかな原因は不明ですが、通常はしみが存在しない皮膚の深い部分(真皮)に色素沈着と色素細胞が見られるため、「アザ」と呼ばれることもあります。20才前後から発症しますといわれています。

主な治療法
脂漏性角化症(老人性疣贅)

脂漏性角化症(別名:老人性いぼ)の多くは、老人性色素斑が時間を重ね、盛り上がったり、厚くなったりしたものです。その形状は徐々に盛り上がたり、イボのような形になったりと様々です。老人性疣贅、老人性いぼといいますが、通常のいぼ(尋常性疣贅)のようにウイルスが原因でおこるのではありませんので、人に移ることはありません。
紫外線のダメージや加齢によるターンオーバーの乱れにより、表皮の奥にある、基底細胞、有棘細胞が増えて盛り上がってきます。そしてメラニン色素の沈着した角質が積み重なり厚くなります。まれに「遺伝」などが原因で比較的若い人にも出来ることがあります。

主な治療法

 

レーザー光をシミに照射すると、軽いやけど、または擦り傷の状態となります。治療には表面麻酔や局所麻酔を行いますので、レーザー照射時の痛みはほとんど感じないですが、麻酔の効果がなくなると、ヒリヒリと感じることもあります。Qスイッチルビーレーザーを当てた部位はカサブタになり、照射後7~14日頃にできたカサブタは脱落し、薄ピンク色になります。炭酸ガスレーザーやエルビウムヤグレーザーは7~14日で傷が回復し薄いピンク色に皮膚が回復してきます。その後自然に肌色になるのを待ちます。 人によってはピンク色から肌色に戻る前に炎症性の色素沈着を起こすことがあり、再びシミが出てきたように見えますが、カサブタが脱落した際にしみの色が残っていなければ、通常肌に戻っていきます。
肌色に戻る期間は人によって異なり、半年から一年ほどかかる方も中にはおられます。色素沈着を出来るだけ抑えるためにハイドロキノン軟膏の使用やVC-White GELの使用、内服薬など処方いたします。

カサブタが脱落するまでの期間、または傷が回復するまでの14日の間は軟膏を塗布し、医療用のスキンテープを貼って頂く必要があります。

レーザーでの治療はこのような方に

  • シミを1回でなるべく確実に消したい
  • 大きなシミを取りたい
  • シミの治療をしたが、再発した
  • フォトフェイシャルなどの治療を何回か受けがシミ・そばかすが薄くならなかった
  • 短時間でシミをとりたい
  • ADMを治療したい
  • まぶたのシミを取りたい
  • 腕にできたシミをとりたい

当院のシミ治療にはQスイッチルビーレーザーを使用しています

メラニン色素に対して吸収が高いため、メラニン性皮膚色素疾患の治療に適しています。
しみ治療で用いられる他のどのレーザー(YAGやアレキサンドライトなど)より血液のヘモグロビンにはほとんど吸収されないため、周辺組織へのダメージを最小限にする事が可能です。

しみをなるべく1回で・きれいに取るように努めています

シミ取り治療には治療後2週間前後のテープ保護生活が伴いますので、お仕事やお休みのスケジュールを調整しご来院頂いています。当院でのシミ取り治療は、なるべく1回の治療できれいに取るように、治療しています。

アフターケアについてもきちんと説明いたします

治療直後のホームケアから、治療完了した後のケアについてもご説明させて頂きます。

 

レーザー治療を受けられた後のケア方法
レーザー治療後の肌は、ピンク色をしていて、出来立てほやほやの敏感な皮膚をしています。
お化粧品をつけてもよいのですが、ゴシゴシ擦ったりして手荒にならないようにしましょう。
レーザー治療後は、紫外線の反応が出やすくなっています。
赤くなったり、シミが出来やすくなっていますので、日焼け止めをこまめに使用していただくのがベターです。
当院のおすすめケア用品
VCローション(水溶性ビタミンC誘導体)と、VCホワイトニングジェル(脂溶性ビタミンC誘導体)を合わせてお使いいただくことで、効果的なケアが出来ます。ビタミンC誘導体が、肌を保護すると同時にシミの再発防止に有効に働きます。
当院のおすすめの内服
シミの再発予防として、漢方125番(桂枝茯苓丸加薏苡仁)・P72番(ヨクイニン)とトランサミンの内服をおすすめしています。これらのお薬はメラニン生成を抑え、女性ホルモンを整えて美肌に導く効果があります。できれば、3~6カ月間継続して内服して頂きます。
豆類をたくさん摂りすぎないように注意してください。
診察の経験上、大豆・コーヒーなどの豆類をたくさん摂取する方は、メラニン生成が促進されシミができやすかったり、お肌が黒い方が多いようです。レーザー後は、シミが再発しやすいので、健康に良いからといって豆類をたくさん摂りすぎないよう注意してみてください。

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