ホクロ・できもの手術 | ふくずみ皮フ科形成外科

「ホクロが盛り上がってきて心配」「長く放置していたけれどやっぱり気になる」「最近になってしこりができて気になる」「顔の目立つイボやホクロを取りたい」など、皮膚のできのもでお悩みの方はお気軽にご相談ください。 多くのできものは、局所麻酔による日帰り手術で取ることができます。

手術と聞くと、「怖いな、痛くないかな、キズあとが残らないかな」とご心配されるかもしれません。できものが小さいうちに切除することで、麻酔の痛みも手術時間、傷あとも小さく済ますことができます。皮膚にできたものについては、どんな小さなものでも、どんな場所にできたものでもご相談ください。

悪性の腫瘍である可能性がある場合や、大きさや部位によっては全身麻酔が必要な場合があります。また低年齢の場合など、当クリニックでの対応が難しい治療には提携医療機関をご紹介させていただきスムーズな治療を受けていただけるようにしています。

気になる症状がございましたら、なんでもお気軽にご相談ください。

手術の流れ

まず、診察を受けていただきます。できものを実際に診た後、手術適応かどうかを判断した上で最適な治療法をご提案します。その上で、患者様のご希望を伺い、希望された方に手術の予約をいたします。

手術は第2・4の水曜日(10時~17時30分)第2・4の水曜日土曜日(10時~19時)に行っています。<完全予約制>
手術時間は麻酔の時間を含め約30分です。

術後の状態にもよりますが、通常1週間後に抜糸をします。
取り除いた組織の病理検査結果もご報告します。

  • 当日、約24時間は傷を濡らさないでください。
  • シャワ―は翌日から、入浴は1週間後から可能です。
  • 激しい運動や飲酒、プール、温泉、海水浴などは抜糸までお控え下さい。
  • 当日はご自身が運転のお車、自転車でのご来院は避けて頂き、徒歩または公共機関でお越しください。
  • 術後2~3カ月できず跡が硬くなることがあります。その後徐々に落ちついてきますので、ご安心ください。
  • 術後3~6ヶ月程度テーピング(肌色)をしていただくと傷跡がよりキレイに目立ちにくくなります。

下記に該当する場合、診察時またはご予約前にお申し出ください。

  • 歯医者さんの麻酔やアルコール消毒液、抗生剤、痛み止め飲み薬で異常が現れたことのある方
  • 血液をサラサラにする薬を内服中の方
  • 感染症(B型肝炎・C型肝炎・梅毒・HIVなどの既往歴がある方)
  • ケロイド体質のある方

日帰り手術が可能な疾患について

ほくろ

ホクロ(色素細胞母斑)とは、メラニン色素を作り出す母斑細胞が増殖してできる良性のできもの(皮膚腫瘍)です。遺伝性はなく、生まれつきできるホクロや成長するにつれてできるホクロなど、あらゆる年齢でできます。ホクロにはいくつかの治療法があり、直径5mm以下のホクロでも、場合によってはレーザー治療より手術の方がキレイに仕上がることもあります。手のひらや足の裏のホクロは、まれに悪性化することがあるので、切り取ってしまう方が確実です。また肉眼的に悪性と疑われるホクロも切除して、顕微鏡による検査を受けられた方が良いでしょう。

皮膚のできもの

粉瘤、軟性線維腫、皮膚線維腫、神経線維腫、石灰化上皮腫、脂肪腫など、良性の腫瘍であることがほとんどです。病理検査を含めた摘出術を行っています。

「痛み」について

局所麻酔を行うため、手術中は全く痛みを感じることはありません。麻酔自体の痛みについても、なるべく痛くないよう工夫していますので、強い痛みを感じることはないかと思います。
術後の痛みについては痛み止めの飲み薬を処方しますので、服用してください。術後の注意事項を守って、安静に過ごしていただければ、痛みで辛い思いをすることなくお過ごしいただけます。

「キズあと」について

多くの手術経験を積んだ形成外科専門医の技術を発揮し患者様お一人おひとりの治療を行っております。最終的には目立たなくなるキズも、術後数ヶ月間は赤みや硬さが出る時期があるのが一般的です。また手術部位や体質により、キズが落ちつくまでの時間に個人差があります。

よくあるご質問

Q.手術時間はどれくらいかかりますか?

A.皮膚腫瘍摘出術の場合、15分~45分になります。部位や大きさによって異なりますので、事前に目安時間をお伝えします。

Q.相談した日にすぐに手術してもらえますか?

A.診察当日に手術の空きがございましたら可能な場合もあります。

Q.施術後すぐにお風呂に入れますか?

A.入浴は抜糸後から可能です。手術当日は、なるべく安静にお過ごしください。手術翌日以降からは創部も含めシャワー浴が可能です。

Q.傷跡がムカデの足のようになりませんか?

A.ムカデの足のように見える傷跡は、縫合した糸の跡です。当院では、糸の跡が残らないように細い縫合糸を使って丁寧に縫合していますのでご安心ください。

Q.妊娠中や授乳中でも手術を受けられますか?

A.妊娠中や授乳中の方は、緊急性がない限りは手術治療を控えていただきます。

このような疾患も日帰り手術で治療を行っております。

Copied title and URL